愛犬が毎日健康に過ごせるために、食事の栄養バランスをしっかり考えてあげる必要があります。
今与えているドッグフードは良く食べるからと言う理由ではなく、毎日に不可欠な栄養素を摂取できるように
ドッグフードを選んであげましょう。
1.タンパク質
肉食である愛犬に最も重要な栄養素なのが良質のタンパク質。
タンパク質はアミノ酸に分解され、筋肉、内臓、血液、骨格、被毛やツメなど身体の基本構成を担う物質です。
タンパク質を構成するアミノ酸は全部で20種類。
そのうち10種類が必須アミノ酸で、食事から摂取する必要があります。
愛犬には植物性タンパク質よりも、アミノ酸のバランスが良い動物性タンパク質のほうがベターです。
タンパク質の不足は、成長不良、食欲不振、貧血、脱毛症、被毛の脆弱、体重減少などがおこり、
過度のとりすぎは、肝臓疾患や攻撃性の増加などが見られます。
2.脂肪
脂肪には油と脂質が含まれ、その主成分は脂肪酸です。
効率の良いエネルギー源としての機能をはたし、体温調節、脂溶性ビタミンの運搬、生体膜の構築、ホルモンの合成などの
非エネルギー的機能があります。
必須脂肪酸のリノール酸はビタミンFと呼ばれ、飽和脂肪酸の燃焼を助け、コレステロールの
沈着を防ぎます。またリノール酸は、被毛と皮膚の健康、ホルモンの分泌の活性化、心臓の働きを安定させます。
脂肪の不足は、成長阻害や皮膚の障害がおこり、とりすぎはすい臓や心臓の疾患、肥満などが見られます。
3.炭水化物
炭水化物は糖質と繊維で構成され、糖質は動力源であるエネルギーとなり、繊維は腸に栄養を与え糞便を形作るなど
多様な働きがあります。
炭水化物が不足すると、便秘や大腸障害、肝臓機能の低下、病気への抵抗力の低下などがおこます。
とり過ぎは、肥満、糖尿病、消化機能の低下、下痢などが見られます。
4.ビタミン
ビタミンはエネルギー源ではなく、体内に摂取された食事が栄養として吸収されるための酵素反応を手助けします。
また、DNAの合成、骨の発達、細胞膜の完全性、血液凝固、神経信号の伝達など多様な生理機能を保ちます。
脂溶性ビタミンと水溶性ビタミンに分類され、犬は体内でビタミンCとビタミンKを合成することが出できます。
過剰摂取は肝臓障害や食欲不振になります。
5.ミネラル
ミネラルは骨や歯を構成し、体内のバランスを保ったり、体内で起こる酵素反応の補助など多様な働きがあります。
カルシウム、リン、ナトリウム、マグネシウムなどはマクロミネラルとよばれ、
鉄、亜鉛、マンガンなどをミクロミネラルと分類されています。
ミネラルの不足は、諸欲不振、異食、貧血、甲状腺疾患などがおこり、とり過ぎは、骨の異常、結石、肝炎、免疫力の低下などが見られます。
6.水
水は最も必要な栄養素です。
組織の70%以上を構成している水は、栄養素や代謝産物を運んだり、体温コントロールや
消化などの重要な役割があります。特にドライフードを与えている場合は、たくさんの水を飲めるようにする必要があります。
愛犬には以上の6つの栄養素が不可欠です。
是非あなたもこの機会に、栄養バランスの考えられたドッグフードを探してみてはいかがでしょうか?!
当店では、全て正規品の無添加ドッグフードをセレクトしておりますので安心して選んでいただけます。
当店はお客様から受注をいただいてから、メーカー・卸に発注を掛けますので、賞味期限の迫った在庫品をお送りすることはございません。